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わざと言わなかったんじゃ・・・

放送倫理・番組向上機構BPO)の放送人権委員会が、フジテレビで過去に放送されたバラエティー番組について、審理入りすることを発表したらしい。
問題になったのは、今年2月に放送された「カスペ!『あなたの知るかもしれない世界6』」という番組。
番組自体は「もしかしたら自分が・・・」と思えるようなテーマに基づいて、いくつかのトラブルケースを紹介したのだけど、その中に自転車事故の当たり屋をテーマにした再現ドラマがあって、自転車死亡事故の被害者遺族が非常識な賠償金を請求しているかのように演出しているシーンがあったらしい。
この放送は誤解を与えかねない内容だとして、自転車死亡事故の被害者遺族が人権侵害を訴えてきていて、BPOが今回その内容を調べるために審理入りすることになったみたい。
今年2月というともう7ヶ月も前のことだけど、たぶんこの番組、私も見たような記憶がある。
確か自分の中学生の子供が自転車を運転していて小学生の子をはねてしまい、その慰謝料として高額な慰謝料を請求された・・・という話だったと思う。
この番組製作にあたり、実際に母親が自転車にはねられて死亡した遺族の男性がインタビューに応じたのだけど、番組内容のメインは「自転車の当たり屋」。
実際、再現ドラマでも、中学生の子供がはねた小学生の子は実は当たり屋だったという設定で、家族ぐるみでだまされた・・・という結末だったんだよね(汗)
最後にあっかんべーをする小学生の子の憎らしい表情が印象的だったわけだけど(汗)もちろん実際にインタビューを受けた遺族の男性は当たり屋でも何でもないわけで、誤解を招く表現だった可能性はあるよね。
ちなみにフジテレビ側は男性に対し、自転車事故の当たり屋がメインということは話していなかったんだそう。
「説明するタイミングがなかった」なんて言い訳しているみたいだけど・・・意図的に話さなかったんじゃないのかなあ(汗)