今日も一日あっという間

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井の中の蛙・・・の後

お題「最近知った言葉」

 

つい先日、実父と話す機会があったのだけど、ふと父が「井の中の蛙大海を知らず」ということわざのことを話し始めた。
視野や知識、見聞が狭いことを表す有名なことわざなんだけど、父は以前、その後に続く文を見たか聞いたかしたそうで。
記憶はあやふやなんだけど、確か「されど天空の高さを知る」じゃなかったかな?とのこと。
父はネットを利用していないので調べられず、暇な時に調べておいてと言われたので、帰宅してパソコンで調べてみた(ちなみに私もガラケーなので、その場で調べられない(^_^;))。
そうしたら、井の中の蛙大海を知らず・・・の後に続くセリフっていろいろバリエーションがあるみたい。
父が言っていたような「されど天空の高さを知る」もあるんだけど、他にも「されど空の青さを知る」とか「ただ空の深さを知るのみ」とかもあるんだって。
ただ、大海を知らず・・・までの文は中国の荘氏にある漢文が元になっているのだそう。
で、その後の「されど~」とか「ただ~」とかいうのは、日本で後付けされたものなんだって。
つまり荘氏をもとにした文は、やっぱり「大海を知らず」までらしい。
だからこそ、その後に続く言葉にはいろんなバリエーションがあるんだね。
ただ、私は「井の中の蛙大海を知らず」までしか知らなかったので、その後に続く言葉が(たとえ後付けでも)あるというのはびっくり。
よく知られた言葉でも、調べてみればいろんな背景というか、バックグラウンドみたいなのがあるんだなーと思った。