今日も一日あっという間

あっという間に過ぎていく一日のできごとを書いていきます

祖母と母の味

お題「思い出の味」

 

私の思い出の味と言えば、やっぱり結婚する前、実家にいた頃の味になるわけだけど、母の料理はもちろん、祖母の料理も未だに鮮明に記憶に残っている。
うちは自宅と祖母の家がとても近く、数分で行き来できる距離だったので、祖母がたまに家にも料理をおすそわけしてくれることがあった。
日常の何でもない日に持ってくることもあったけど、恒例になっていたのは季節の行事の時。
たとえばひな祭りの時はちらし寿司を作ってきてくれたり、冬至の時にはかぼちゃの煮物を持ってきてくれたり。
あとは旬のものを使った料理とか、炊き込みご飯や混ぜご飯系も多くて、大皿にいっぱい盛りつけておすそわけしてくれたなあ。
東北住みだからというのもあると思うけど、味付けは全体的に濃くてしっかりめ。
子供の頃から慣れ親しんだ味だし、とにかくおばあちゃんの味という感じでどの料理も本当に美味しくて、実は夕飯にみんなで食べる前につまみ食いしたことが何度もあるほど(笑)
結婚して自分も料理をするようになってから、おばあちゃんが作って持ってきてくれた料理を一応自分でも作るようにはなったのだけど、どのレシピを試してもおばあちゃんの味にはかなわず・・・・。
特に炊き込みご飯は何をどうやっても再現できなくて、一体おばあちゃんはどうやって作っていたのやら、生前に聞いておけばよかった・・・とものすごく後悔orz
一方、母はあまり料理が好きじゃない割に料理上手で、やっぱり同じ料理を作っても、何か違う・・・ということが多い(´Д`;)
母はまだ健在なので、今のうちにレシピを教えてもらいたいんだけど、元気なぶん、朝から晩まで働いていて、なかなか会えない&本人も料理をほとんど作っていないらしい(^_^;)
まあ飲食店で働いていて、残りものとか結構もらってくるので、自分で作る機会ってなくなっちゃったんだろうなあ。
でもお店の料理よりも、やっぱり母の料理を食べたいなって思うことはある。まさにおふくろの味だね。