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老舗店が民事再生って、何だかせつない

1992年に設立された菓子メーカー「千鳥屋総本家」が民事再生法の適用を申請したのだそう。
設立されたのは1992年だけれど、もとは1630年に創業された焼き菓子専門店「千鳥屋」の東京店として1964年に創業されたそうで、老舗中の老舗。
これまで製造してきた商品は全国化し大博覧会で最高賞名誉総裁章を受賞したり、モンドセレクションで特別金賞を受賞したりと、栄えある賞を数多く受賞してきたみたい。
中でも代表的なお菓子は和菓子の「千鳥饅頭」とか「チロリアン」という洋菓子だったようだけど、都内在住ではないせいか、あまりピンと来ず・・・。
そこで画像を検索してみたら、チロリアンについてはちょっと見覚えがあり、もしかしたら子供の頃に食べたことがあるかも?
ちなみに東京ディズニーリゾートのお土産品としても有名なチョコレートクランチはここが製造していた時期もあったそうで、それで知っていたという人も多いみたい。
ただ、2012年からは売上げが減少した上、原材料の価格が高騰したことから、資金繰りが悪化。
ネットでのコメントを見たら、どうやら東京ディズニーリゾートからの取引も打ち切られていたみたいで、それが大きかったんじゃないかなということだった。
それにしても2011年8月期の売上高が約24億円だったのに、その後数年でここまで業績が悪化してしまうものなんだな・・・と。
原材料の高騰とか、菓子メーカーの競争激化とか、いろんな弊害はあるんだろうけど、老舗の菓子製造業者がこういう事態に陥るのって何だか悲しいなあ・・・と思う。